オペラ「真昼の夜想曲」＆自選「歌」

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オペラ「真昼の夜想曲」（2019横浜公演）より

　　～「何故」のゆくえ～

オペラ「真昼の夜想曲」（2019横浜公演）より

　　　～手紙～

◆お知らせ／新着情報

・2022年浜松公演のライブDVDが出来ました（2023.1.3）　

　大好評を頂いたこの浜松公演を、出来るだけ多くの方々にご鑑賞頂きたく、この公演の内、オペラ「真昼の夜想曲」についてDVDの一般販売を予定し、準備中です。

（関心を持って下さる方は、お気軽に「お問合せ」下さい。発売日・販売方法等が決まり次第連絡させて頂きます。）

・2022年浜松公演の観客アンケート結果（2022.11.8）　

「とても良かった」75.8％＋「良かった」18.6％＝94.4％と大好評でした。(オペラ）　詳細は「アンケート結果（2022浜松）」に掲載しました。

・オペラの代役について（2022.10.15）　

　「公演概要」に　プロフィール等を掲載しました。

・2022年浜松公演を終えて（2022.9.20）

　昨日9月19日、アクトシティ浜松中ホールでの公演を無事開催することができました。台風が迫る中、お越しいただいたお客様に、厚く御礼申し上げます。

　お客様からは「素晴らしかったです。あっという間に終演という感じでした」「ラストシーンまで息をつめて見つめていました」などの多くのお言葉をいただきました。

　また、観客の皆様が息を呑むようにして舞台に集中しておられる様子が、出演者にも伝わってきて、その空気に圧倒されそうになったようです。

◆この公演

　このオペラは、2017年実験的作品としてクリエート浜松画廊で生まれた。翌2018年にはクリエート浜松30周年／オペラ「何故・だから」として育ち、大好評を得た。更にその翌2019年、拡大改訂した「真昼の夜想曲」は、文化庁芸術祭参加公演（音楽部門）となり、横浜で上演。再び9割の好評価を博した。

　このたび、更に音楽的に充実した新版となり、アクトシティ浜松で再演される。

今回の出演は、浜松市・静岡県の在住・出身・所縁の、内外第一線で活躍する、魅力あふれる音楽家・舞踊家。

　また、本公演は、オペラだけでなく、歌曲なども演奏される「鳥山妙子　作曲作品個展」となっているが、2024年「第8回浜松市民オペラ」が、この作者・作曲者の担当となるため、その紹介を兼ねる「第8回浜松市民オペラ・プレイベント」として開催される。

第一部　自選「歌」

作曲家鳥山妙子は色彩感豊かな音楽語法と「歌」に定評がある。「歌」は詩情に溢れ、瑞々しい。校歌は新しい感性で作られ、親しみ易く、愛唱されている。

・歌曲（馬酔木、白梅、曼殊沙華、挽歌）

・子供の歌（クロッカス、かぼちゃん、くじらの子守歌）

・校歌（浜松市立清竜中学校、浜松市立光が丘中学校、浜松学芸中学校・高等学校）　

第二部　オペラ「真昼の夜想曲」全二幕

（テーマ）

" 地上の　命あるものたち

　永遠の命夢見て

時の旅人となる

・・・だからいとおしい　すべてが "

これがオペラの中の歌のひとつで、テーマ曲となっている。

（物語〉

　　楽しかったあの居間、優しい母の子守歌・・・でも今は湖の底深く沈む「父」と施設に暮らす母。そして虚無的に暮らす「私」。その女性がある不思議な一日を経て大切なものを知り、「生きる」ことに目を向ける、希望と再生を描く。

（みどころ／音楽の力）

　オペラに於いては音楽がダイレクトに心を揺り動かしドラマを縁取らなければ、我々の目指す「伝わる｣オペラ作品には決して成り得ない。この音楽は平易に感じさせながら確かな技術に支えられ、高い質を保っている。歌はメロディが美しく聴き手、歌い手ともに喜びを感じ、曲は和声が豊かで多彩。ある時は美しく、またある時は激しく、暗く、心を鷲掴みにして離さない。

視聴　校歌「学芸の詩」